ことさら話題もなく毎日が過ぎる。列車通勤もだいぶ板についてきた。列車内の人間模様をそれとなく眺める10分間。もうじき年度末。学生や生徒たちも卒業や進学で顔ぶれが変わることだろう。今朝は狸寝入りの男の子がいなかった。受験にでも行ったのだろうか。鉄道は車両とレール、信号、はじめ大きなシステムだが技術の進歩とはかけ離れた開業当時の遺構も同居している時間を超える感覚が面白い。駅舎の中には開業当時から頑張っているものも少なくない。ホームの上屋などは両毛線では1920年台の古レールを使用していることが多い。高崎駅0番線にはドイツ製のレールが使ってあったりする。

昼休みにコーヒーを淹れて気分転換する。専用のケトルの細い口先で泡立てると少し美味しく感じる。温度管理まではなかなかできないがいまは「トンビのくちばし」という豆で淹れている。後味がスッキリしていてなかなか美味しい。。小さな焙煎所のコーヒーを飲み比べてみるのも楽しいものだ。ささやかな食後の楽しみ。杜仲茶をいただいた。高血圧には良いらしい。健康に良いらしいが少し微妙な味。