
事務的には2019年のほうが便利なのだが今年は平成最後の正月とあって特別な思いがある。
事務所の開設が平成3年だから事務所は平成とともにあった。
バブル期の浮かれた気分をまだ引きずっていた時代、これからまた良い時代が来ると信じて開業した。建築士として自己完結としての開業を向こう見ずに決心したのだ。そしてかろうじて今日まで繫ぐことができた。
年賀状が届く。建築が完成しても人間的なお付き合いを長くさせていただいている多くの顧客の存在を改めて嬉しく思う。この仕事を選んで良かった。新事務所棟の完成が平成最後の年となった。事務所も大きく変わっていく予感がある。後継者に今後の舵取りを委ねた。自分の開業の思いが少しでも受け継がれていくことを期待しよう。
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