
秋の彼岸前後、秋の長雨。夜になって降りが強くなる。気温が下がってきているので梅雨よりは過ごしやすい。最も木材の含水率は梅雨時より高い。切り旬までまだ大分ある。
貴乃花が相撲協会を抜けるとか。どうも生き方が不器用な男だ。というより未成熟なのかもしれない。生き方がうまいとズルいやつと言われるのだがどうもこちらのほうが羽振りがよろしい。小泉氏のあのタイミングでの石破支持ってなんだったのだろう。目先が利くのもミエミエだとしらける。
東京オリンピックまで2年を切った。ボランティアの大量募集だそうだ。1964年の東京大会。古関裕而の東京オリンピックマーチに乗って一糸乱れぬ入場行進、赤のブレザーと白のズボンが鮮明に焼き付いている。クーベルタン男爵の理念が少なくともまだ生きていた時代。アマチュアスポーツの祭典と言われたものだ。
現代はプロアマオープン。もはや商業興行に成り下がった。加えて制度疲労した体育関連団体の不祥事。莫大な費用を投入ながら不思議なボランティア。なぜ無償で奉仕を求めるのかよくわからない。都合が良すぎるだろう。
阪神淡路、中越、東日本、と大震災のたびに被災地に被災者支援に参加した。建築士として出来ることはしたいと思った。一方被災地から得たものも大きかった。建築士という資格者としての自覚、覚悟を改めて目覚めさせてくれた。被災者との生のふれあい。見たくない人間の業。貴重な経験だった。
ボランティアは決して偽善的な行動ではない。与えるだけのものではない。社会に生きてこられた恩返しであるのだ。
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