
秋葉原に降り立つ。ミルクスタンドも健在。オーディオとは言わずハイファイといっていたころ友人と一緒にアンプ、レコードプレーヤー、スピーカー要するにコンポーネントステレオ装置一式を買ってきたことがある。さらにその前、祖父に交通博物館へ連れて行ってもらったときも秋葉原で降りたと思う。中央線緩行線と山手線、京浜東北線など交差する独特の構造で初めて行ったときはまだ茶色い電車だったが黄緑、黄色、水色、ちょっと離れれ朱色と電車がきれいになっていった。
今日はカメラのイメージセンサーの清掃が目的。ILCE-7M2になってから2度め。レンズ交換式デジタルスチルカメラの長所はそのコンパクトさである一方、イメージセンサーがミラーに隠れず露出しているので汚れやすい。身に覚えがあるのは花弁の撮影をしていて花の下でレンジ交換をしたときに花粉を浴びたこと。修理報告書によればたしかに盛大に汚れている。普段気づきにくいのだが昨日快晴の風景画像を絞り込んだら黒点が多数空に浮かんでいた。
ソニーのサービスステーションは御徒町と秋葉原の駅の中間にある。御徒町、秋葉原、ともに外人の姿が非常に多い。前橋では見られない光景。
新宿にもちょっと寄り道。こちらは老人と外人が目立つ。何れにせよ国際都市東京だ。
そんな呑気なことで話にまたしても地震。近畿圏では久しぶりの強い地震。犠牲者も出てしまった。塀に関しては以前の倒壊の事故の教訓が生かされなかったことが虚しい。残念だ。予防原則の理念からすれば先手を打てなかったことが建築に関わるものとして姿勢を問われている。
群馬でも平安初期に大きな地震被害があったと記録されている。今日は歩きながらいブロック塀に目が行ってしまう。
ブロック塀は手作業での工事が可能なためいたるところで作られてきた。それはそれで安価で作れるということで利点ではあるが不安定な構造である。すでに20年以上前から控え壁の設置が厳重化されてきた。これも地震被害からの教訓を活かしたものだ。放置されて来た塀の放置が招いた人災とも言えよう。
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