
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端は、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影ほかげも、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙かはづのなくねも、かねの音も、
さながら霞める 朧月夜。
文部省唱歌「朧月夜」にゆかりの菜の花を見に飯山まで出かける。この歌の作詞家である高野辰之は「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春がきた」「春の小川」などの作詞で知られこの地方の出身である。

仕事の上のお付き合いから飯山がすごく身近になった。はじめての輪行は2013年。軽井沢から飯山、そして翌日は直江津までのコース。今年は軽井沢から長野。飯山から長野と大幅に短縮。
今年と違って千曲川は桃源郷。は桜、梅、桃、理以後、菜の花とそれはもうきれいだった。これが病みつきになり何度過去の時期に足を運んだ。今年は春が過ぎるのが早すぎ、ちょっと残念だがそれでも八重の濃い色の桜は少し見られた。林檎の花も近くで見ることが出来た。

昨年来、腰痛など走る気をそがれる事態が続いていたので今年はリハビリを兼ねて短い距離にする。2日で124kmだった。輪行のため長野駅まで走る道はただの移動区間、結果としてみれば休み休みでも千曲川沿いを走ればよかったかと思う。

1日、2日は連休の谷間。平日の暮らしがあった。遊び気分はこちらだけ。それでも移動している人も多い。
飯山市の「株式会社大洋」を訪問する。TV番組「ビフォーアフター」の工事を引き受けていただいた会社である。ちょっと近況報告。お元気そうでまたの機会を得たい。

帰りは長野駅から「はくたか」で輪行。約40分で高崎に着いてしまう。あっけないが時間が早ければよいということだけではないことはロードバイクを走らせてみればわかる。体力を回復させて再度長距離走を挑戦してみたい。
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