今日27年にわたって主宰してきた事務所を後任の横堀将之に引き継ぐ。大過無くとは言い難いものの今日を迎えることが出来て安堵している。
建築の生命は一個人のそれより遥かに長い。又そう有ってほしい。後のことを考えると一番適当な時期に次の世代に引き継いでもらうことは大切なことだ。そう決心し、準備を重ね今日に至る。昨日のブログにも書いたが人の幸せに大いに関わる仕事に携わることが出来、自分の人生を肯定できる。

また職能人としての「建築士」の立場は依然変わりはない。47年に及ぶ建築人生はこれで終わりではないし、むしろ新しいステージに立ったと考える。
引き続き別の観点から「米田横堀建築研究所」を見守っていきたいし、建築設計の世界に少しでもお役に立てれば幸いだ。

今後共相変わらぬお付き合いのほど、切にお願い致します。