新しい現場の地質調査に立ち会う。
土の中の様子は掘って目視することも重要。
最近は超音波で地盤の強度を探ることもできるらしいが、古い人間としては今ひとつ信用できない。まだまだ発達段階ではと思う。
鉄骨の溶接具合のように単純なものであれば調べやすいのだが。
超音波を使っての検査は医療の腹部エコーなどのほうが馴染みが深い。
これは戦争中の潜水艦のソナー技術の転用なのだとか。魚群探知機もそうだ。

今日は最も基本的なコアボーリング。土中の硬さと、サンプルを採集できる。
硬い地盤はボーリングに時間がかかり、柔らかい地盤をサクサク掘るのより機材が消耗するとか。

前橋の市街地はは榛名山よりの泥流によって出来た前橋台地と旧利根川の浸食によってできた旧河床の上にある。泥炭層がある場所もある。古い時代を想うのも又楽しいことでもある。