
明日は実質的に月末。日報の一ヶ月ごとの締め日でもある。
設計監理料が国土交通省告示15号の概念に従えば作業時間に応じて報酬額を決めるとなっている。
もちろんいくら考えても良いアイデアが浮かばないこともあればすんなりまとまることもある。
つまり設計の質と時間の相関関係は成り立たないのだ。
といっても支出ベースで考えると相関関係はある程度客観的だ。
開業以来ずっと日報を付けている。もっとも作業時間の記録が目的だから簡単なものである。
MS-DOS時代からのソフトである管理工学研究所の「桐」というRDBを使用している。
このソフトは知識が全くない新人でもその日のうちに入力だけならすぐ出来、エクセルのようにセルがぐちゃぐちゃになる危険もない。
そんなわけで経営上非常に重要なものである。
陸上自衛隊が日報を処分したとかしないとかあげく防衛大臣の首が飛ぶ騒ぎになった。
危険なところに自衛隊を送らないと行って送り出した政府としては現地が「戦争状態」と書かれた日報があってはたいへん困るのだ。
とりあえず戦闘には巻き込まれずすんだがいくら戦闘目的で行っったのではないと行っても現地ではPKOの一員に組み込まれればその境目はない。
現在の自衛隊は実戦経験を持たない。現地での実際の戦闘状態は教材としてのどから手が出るほど欲しいはずだ。それを廃棄するなど絶対ありえない。
開示要求があったときおそらく請求者が戦闘状態であることをつかもうと思っているに違いないと自衛隊では察し、不都合を隠そうとするバイアスがかかったのであろう。
これは日本政府全体の思考でもあったはずだ。出動命令を直接出したのは防衛大臣だしそれを指示したのは首相であろう。
外交という政治目的で本来任務ではない仕事でアフリカまで進出させ隊員を危険に晒させたのだ。であれば現地がどのような状態だっったのかきちんと報告する責任が政府にはある。ここでも自衛隊内部に「忖度」が働いたのか。
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