
突然梅雨がやってきた。
初夏の晴れた最後の日になった昨日聞いた演奏会の曲のCDを聞きながら過ぎた時間を少し振り返る。音楽家にしか出来ない世界を少し覗かせていただいたような気がしてすごく羨ましくも思う。
考えてみれば五感それぞれの楽しみがあるものだ。視覚と味覚が中心の生活も聴覚が加わると又楽しみも増える。まだどれも大きく欠けていないこともうれしく思う。

それにしても絵画や建築はへたくそでもそう人に不快感は与えないが音楽は騒音となってしまう。それだけに技術面の修練も遥かに真剣なものになるだろう。
建築においては素人ばやりだ。目が下がっている。頭でっかちでちょっとかじっただけで異分野に興味を持つ根無し草が増えているような気がする。
巨匠と言われた人たちの代表作は晩年の作品であることも多い。それだけ人生をかけた仕事なのだといえる。中保半端で時間切れのような自分だが若い人にはぜひ建築の奥深いところを追求してほしい。
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