原稿と言っても「住宅部会の日」に発表する資料の原稿、現代のことだからパワーポイントの入力となる。
建築家の職能についてのテーマ、奥が深い。やっとおぼろげながら見えてきた。

誤解を恐れずに書けば結局建築が好きで、作りたいものがあったから、やせ我慢を重ね、過酷な仕事環境を乗り越え(自分で言ってどうする)やってきたのだ。
自分が造りたいことは決して自分勝手にやってきたのではなく、大きな意味で建築主に最善を尽くそうとしてきただけだ。
そうはいっても至らないこと多々有り、結局は建築主に迷惑もたくさんかけてしまった。そして今がある。理解ある建築主にただただ感謝するのみだ。

画像は開業して最初の仕事「SBA」。経営者も変わり面影は少ないが大きなカウンターがほぼ原型をとどめているのが嬉しい。