
JIA住宅部会の主催するセミナー講師のため上京。2829Y 前橋発07:21で出発したが宇都宮線に遅延情報。
先日の鼠害事故に引き続きまた遅延。念のため高崎で07:48MAXとき302号に乗り換える。途中さらに在来線は人身事故が加わったとのこと。鉄道の定時運行への信頼が薄らぐ。
セミナーは快適な屋内の温熱環境がテーマ。快適さの功罪について改めて感じる所あり。
生物としての生存能力、予知能力の低下を招くような環境にはしたくない。
帰路、時間つぶしに持参した「カレチ」を開く。マンガ本である。2008年12月、講談社主催の漫画新人賞である「第54回ちばてつや賞(一般部門)」受賞の「RAIL GIRL〜三河の花」が掲載されている。昭和人間としては涙腺が緩む危険な本でもある。
鉄道漫画で国鉄時代の車両が沢山、精密に描写されているのも魅力だ。今日のダイヤの混乱に遭遇して効率だけ求められている現代、もろい現代、窒息感たっぷりの現代、息苦しい。
この本のページを開くと現実逃避ともとれる感情が湧き、ほんのひと時ほっとするのだ。
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