今日の外丸先生のfacebookに高崎駅で撮影された115系が写っていた。
いわゆる「信州色」といわれるJR東日本長野支社の115系である。

他支社の車両が下り線回送はほとんど長野工場の墓場行きを意味する。日光線117系が電機に引かれ上越線を下っていくのを見送ったこともある。
今回は「湘南色115系」を「信州色115系」がエスコートということらしい。まずは良かった。

ウィキペディアによれば1960年に登場した401系から派生した直流区間専用機で山間部ローカル線用として耐寒設備、変速比の変更、電動機出力の増強し、日本中で活躍した。
JR分割後は各社ごとに色彩変更、設備変更を施し、まだまだ現役でがんばっている。
両毛線でも東海道線から転属になった211系とともに多く見られる。

なぜか座席に座席番号のプレートがあり、登場当時、急行運用も考慮されていたのかもしれない。実際踏切事故で165系「あかぎ」が車両不足となったときには代走したことがある。
長寿命設計の時代の車体なのであとから出てきた201系がさっさと廃車になったのに高崎支社管内ではいまでも主役であろう。

長岡駅や新潟駅では「新潟色」「信州色」「湘南色」の115系を見ることができる。しかも同一編成に組まれていることもある。
群馬と違うのはドアに凍結防止のヒーターが組み込まれていること。シートの色も独特。

国鉄時代のシンプルなデザインも捨てがたいが地方色があって旅情を誘われる。
それ以前の80系に比べるとモダンでいまひとつ味気ない印象だったが、次々新形式が表れるとすでにクラシックになってしまった。

今年は山陽路で黄色一色に塗られた115系にであった。こちらでも元気に走っている。

コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。