
「米田設計」の名称は明日からは「米田横堀建築研究所」となる。
1991年に開業して以来、建築設計監理の道を歩んできた。そしてこれからも歩む。
ただし、さらにそれから先は後進に委ねるしかないので横堀将之に今後を委ねることにした。
建築士としては気負いもあって開業するときには自分の姓を付けたがるもの。
そもそも建築士という免許によって仕事をする性格上自分に責任を持つという強い気持ちが必要だ。
自然と成り行きで米田設計という名前でスタートしたこの仕事、設計は自分がするのではなく建築主あって初めて存在するという当たり前なことに気がつく。
時代の構造がどんどん変わっていく。
この世界に入ったころ出来たことが出来なくなる。熟練技能者の枯渇。良材の消滅。省エネ対応、建築めぐる環境は厳しい。
しかし建築を必要とする方々がいる限り、知恵を絞っていかなくてはならない。
足元を見直しながらさらに建築を探求していきたい。
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