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近所の「近留」で昼食は「磯おろしうどん」とする。
まだ、おっかなびっくりの食事。大分調子が出てきた。
わかめと大根おろしの載ったやわらかめの太麺。

小さいころはあまりそばを食べた記憶がなく、そばやと呼ばずにうどん屋さんと読んでいたような気がする。自宅での麺類はたいてい野菜のたくさん入った暖かいうどんと決まっていた。
館林駅前の店で初めてそばを食べたような気がする。

少し元気が出たので外の仕事にも出かけた。じわじわと暑くなってきた。
あさっては新宿のOZONEでJIA住宅部会のセミナーの講師。
演題が暑い夏の快適な過ごし方だ。

エアコンが家に入ったのは30年前。祖母が体調を崩し自宅療養となったのがきっかけだった。
たしかに街中の家は風通しも悪く、祖母は最後の贅沢といって冷房を楽しんでいた。文字通り最後の夏となってしまった。家を建替えてもそのエアコンは両親の居間に引き継がれがんばっていたが今度は母が掃除中に踏み台から転倒、入院騒ぎに。無事回復し現在に至っているがなんとも思いで深いエアコンであった。

とはいえ、エアコンなしでは過ごせない家は不幸なのではないだろうか。長い人類の歴史の中ではつい50年ほどのことだ。生物としての脆弱性と知恵の不足に改めて危機感を感じる。

平成25年省エネ基準は一次エネルギー消費量を数値化して規制するものだが、うのみにしてひたすら窓を締め切る生活が望む生活なのだろうか。ほかの方法を真剣に考えたい。