
朧月夜の「菜の花」を今年も見ることができた。桜の花は見損なったが、やはり千曲川に似合う。

直江津への富倉峠超えは二度目。上杉謙信も通ったといわれる山道。

ただし、飯山側を6kmも登れば海まで下り。残雪が残る峠道。雪しろで水かさを増した渓流沿いに下る。路面が荒れているのでハンドルに振動がくるのはやむをえないところ。

50kmほど走ると直江津の海。親鸞上人上陸の地とされる浜でひと休み。

糸魚川までは自転車専用線を走る。北陸本線の旧線路敷きを整備されたという道で鉄錆の汚れも残る擁壁沿いに走ると列車の機関士になったような気分あり。
渋滞する国道を見下ろしながら30Kmほど走り糸魚川の街に入る。
以前からみたかった村野藤吾設計の谷村美術館を最終目的地とする。

最晩年の作ではあるがいまひとつディティールに村野らしさがない。
原因が知りたいところ。
帰路ははくたかでひとっとび。自転車で200km走ったのに1時間20分で高崎。あっけない。
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