建築家資格制度委員会に出席のため外苑前へ。
今週は金曜日も保存問題委員会最終回。任期が終わる。
土日曜日は北関東甲信越学生コンクール設営手伝いとJIA行事が盛りだくさん。

今日の委員会は登録建築家の更新申請の査定作業。
JIAでは登録建築家の資格要件として3年間に108単位の継続職能研修を義務つけている。

建築士会の専攻建築士CPDとおなじく、継続職能研修を行なうことで技量の維持を証明しようという制度だ。
明治時代の大建築家時代と異なり、一般消費者と深くかかわるようになった現代の建築家は自らの立場をアピールしなくてはならない時代になったということだ。これは世界建築家連合UIA基準に即したものでもある。

この世界に足を踏み入れたときとは建築法規も建材も職人も状況がすっかり変わった。
時代に取り残されないように、しかし自分も見失わないように。
いずれにしてもアンテナは高く上げておこう。