
明日は薮入り、小僧さんたちの休日だったそうだ。
7曜日制が定着するまではお盆とお正月しか雇われ人は休日がなかった。
週40時間労働という制度があり、残業時間の長い企業はブラック企業と呼ばれるそうだ。
しかしこれも一歩間違うと好きなだけ働く自由を奪うことにならないか。
働く自由は法律で縛るべきではないし、かといって派遣労働によって法定福利を逃れようとする企業の姿勢も醜い。
「経営者には365日、24時間働く権利がある」と開き直って23年、結構幸せだった。
まあ現実は雑用も多いからそんなわけにはいかないが。
日曜日定休はキリスト教の制度が元になっているようだ。
イスラム教の勢力が不気味に伸びる現代、キリスト教的価値観で成り立ってきた世界の秩序も揺らぎ始めた。
フランスの事件はそのことが現実になったことを示している。
9、11にしろ、チェチェンにしろテロという言葉では片付けられない価値観の違いがある。
日本はアメリカの占領政策下に受けた影響でエセキリスト教国のような体である。
イスラムと今後どのように付き合うのか未知の課題が出来たようだ。
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