宝塚市役所の放火被害が少なかった原因の一つで村野藤吾の設計が触れられている。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201307130017.html

青山のホンダ本社も被災時のためのバルコニーが設計に組み込まれていると聞く。
かつて火災事故の小学校の現場で被災状況を観察したことがあった。
バルコニーが上階への類焼を食い止めていたのが印象的だった。

若いころはガラスのスカイクレイパーに憧れるものだが
建築の形態を決定つけるのに実は地味な問題(とはいえない重大問題)をていねいに解いていくことの教訓がこの放火事件には有ると思う。

地震被災時に東京を始め都市中心部でははガラスの破片の雨が降る危険性があることを忘れてはならない。