工事が終わり引渡しが済んでから半年、一年、二年目と定期点検を行っている。自然素材を多用するので建材がなじむのに少々時間がかかるためだ。

今日はロードバイク3号機が就役後1年近く経つので点検を依頼した。
炭素繊維のフレームと金属製の可動部品はなじみが悪いところがあるようだ。

診てもらったらフロントの変速機が狂っていたらしい。
チェーンがはずれた時にこじってしまったようだ。
手でゆがみを直してもらったがも他変形する可能性がある。
カンパニョーロの低グレードのパーツはやややわなところがあるそうだ。

そもそもシマノのようなイージーな扱いを受け付けないようだ。
トルクをかけたままシフトダウンするとチェーンがはさまってそのまま外れてしまう。
一方シフトアップ時にレバーの引きが中途半端だとチェーンが外れてしまう。

まさに「使いづらい外車」を扱うようなものだそうだ。
被虐的な言い方をすればそこが可愛いのだ
「ふん、ど素人が」というような態度
カンパニョーロは猫族なのかもしれない。

そんな相棒とももう一年の付き合い。また新しいが始まる。
どこに轍を残そうか。