
「一期一会のことづくり」は米田設計作品展のキャッチコピーだ。
所員との数度の話し合いで決まった。
既製品の設計ではなく常に特注の設計を任されてきた歴史、いつもはじめてのことばかりだった。
そして実際の現場仕事は施工会社にゆだねることで、設計行為の独立性を維持してきた。
そんな軌跡をこの言葉に託した。
作品展を期に、
「自分たちのやっていることの本質」とは
「事務所の進路をこれからどうするか」
等々、考える機会ともなった。
自分が温めてきた仕事への想いとは別に所員にも一人一人、想いがある。
但し責任者である以上、権限と責任を放棄するわけにはいかない。
今回の作品展は自分が考えていることを実現するしかない。
次の10年後、20年後、事務所どのようになっていることだろう。
私は軌跡の部分、過去の作品について主にまとめるつもりだ。
所員は事務所で今傾注していること、これから進めたいこと、
いかに多くの来場者と触れ合うか、等準備が進む。
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