4月1日より事務所の作品展を開く。
設立20周年の軌跡と今後の展開を写真や模型などで紹介するものだ。

今日は雪模様の中、15年間にわたって作品の撮影を通じて事務所の成り行きを見守っていてくださる写真家の齋部功さんを訪ねる。作品展の展示写真の打ち合わせである。

多くの著名な建築家の作品の撮影を手がける専門家に私達の作品の撮影をお願いするのは大変気後れしたものだが、前回の建築展での経験がその後の製作姿勢に大きな影響を与えた。
それは直接の依頼者に喜ばれるだけでなく、周辺の第三者からもよりよく評価されようという気持ちの変化である。その結果が今回改めて問われる。

建築写真の世界もすっかりデジタル化されつつある。
機材が変わっても、画像処理の方法が変わっても写真家の感性や姿勢が写真の質を左右することには変わりない。ひさしぶりに多くの写真が顔をそろえる。楽しみだ。

アトリエで写真のさまざまな話を聞かせていただき、しばし楽しい時間をすごさせていただいた。

帰路は大宮からあかぎ3号に乗車する。
車両はうわさの東海型急行塗装の185系。
むりやり塗り分けているが、やはりなつかしい。
かつては急行あかぎをはじめ急行佐渡や急行信州など高崎線を走る急行群がこの色彩だった。

中途半端185系より上等に見えるのは自分だけかな。