
離山の家の最終検査と竣工写真撮影に立ち会う。
写真撮影は15年近いお付き合いになる「齋部 功」さんにお願いする。
事務所開設5周年の記念展のための撮影をお願いして以来のずっと作品を見守っていていただいている。
最初は撮影を依頼するのに気後れした。一流の建築作品の写真を撮っているかたである。
しかし撮影に立ち会うとシャッター一押しにものすごい集中力を傾けてくれる様をみて依頼してよかったと実感したものだ。
私の作品の変化もよく見抜いている。
他から見られることを非常に意識するようになったきっかけでもある。
現在は発表の場としてホームページも運用しているが掲載された画像は設計・監理の過程のあらゆる言い訳が通らないのだ。
離山の家の完成発表会のときは照明をすべて点けていたのだが撮影では逆にほとんど消灯しての撮影となった。
こちらは華やかさは控えめになるが天然素材の木部がしっとりとした表情を見せている。
晩秋の軽井沢らしい雰囲気であった。
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