館林近代美術館でりょうもうの美術館名品展を見る。
両毛地域にある多くの美術館の所蔵品の展覧会だ。
著名な作家から地元の人しか知らない作家まで様々な作品が並ぶ。
絵画に生涯をささげた作家の生きた痕跡とはいえ今となってはごく周辺の方たちしか知り得ない作家のものもある。

ふりかえって今作り続けている建築たちは死蔵されることなく多くは後世まで景観の一部となって存在し続ける。
自分は無名で終わったのちも多くの人々の目に触れる機会を持っていることは作家として喜ばしいことではないか。
それだけに絶対におろそかにできない仕事だ。