ムーミン谷は飯能市あけぼの子ども公園にある。村山雄一設計の不思議な建築だ。
モダンデザインの反対側にあるこの建築の魅力はなんだ。

昨週にひきつづき100㎞ラン、ただし今回は単独行だ。集団走行だと換装した駆動系の変化がわかりにくいのでマイペースで走ることに。
利根川CRから神流川沿いを鬼石へ向かい朝日工業付近のCSで小休止後杉ノ峠を越え秩父へ3時間で到着する。七五三のお参りの人に混ざり秩父神社に参拝、ラパンノワールで少し早い昼食をとる。ブログなどで有名なパン屋さん。店のつくりの店員も感じがよい。もちろんおいしい。

一息ついて正丸峠を目指すが右足太ももが異常をきたしトンネル通過に変更しそのまま飯能方面に下る。高麗川の渓谷の紅葉の変化を楽しみながら高回転で右足に負荷をかけないようしながらおとなしく下る。

ムーミン谷は入間川沿いにあるので高麗川の谷からふたつ丘を越えなくてはならない。疲労がたまった足にはややきびしい。ホイールの軽さも合わせて27tの歯車がありがたい。
何とか無事にムーミン谷の下に到着。徒歩で現地に向かう。といってもすぐちかく。

カラマツの不思議な色の紅葉。谷底ではないので明るい草むらに立つという印象。外観は雑誌で見た通り。むしろ適度に汚れて周囲になじんでいる。
内部はさらにすごい。設計者の構想力のすごさが伝わる。
日本建築の直線的構成とは全く異なったものだ。もちろん西欧建築とも異なるのだがあらためて欧州の木造建築を直接見たいと思う。

まだ100㎞に届かないので高麗川駅まで自走する。八高線と川越線の分岐駅なのでしゃれた喫茶店のひとつもあるかと思ったら何もない。区画整理で空々しいほどきれいな駅前なのに。もっとも駅舎は群馬総社のようだ。
八高線の高崎行きはなんと1時間以上待つので川越線に乗り大宮経由の帰還とする。新木場行きに乗り換えると逆方向なので不思議な気分。
大宮から高崎線に乗りほっとする。
前橋駅では小雨と暗闇がお出迎え。終了する。