
五月は紫色系の花が多い。
藤、桐、そして矢車菊。
矢車菊は欧州原産の雑草であるがドイツの国花でもあるらしい。かわいさの中にもきりっとした形と色彩が好ましい花である。最近とみに多く見掛るようになた。
バイクの平均的車速は概ね20㎞/h
行動範囲が広いにもかかわらず徒歩での視野に近いのも楽しさの一つである。
本格的に乗り出してから一年がたとうとしている。
今まで感じなかった気温や風向、動植物、等々あらためて身の回りのことで多くのことに気がついた。冬は風向と気温、この数字がどのような意味をもくのか文字通り経験した。初夏には早速熱中症になる。
この自然観はライフワークである建築の設計において貴重な体験でもある。
群馬に生まれ育ち風土に熟知していたつもりが結構頭で考えていただけだったのではと反省している。
今月は新たな仕事を受注した。
発注者の友人の住宅を設計させていただいたのが幸いしたようだ。
もっとも不義理していればマイナス効果にもなるのだから日頃の仕事への姿勢が問われていることを実感する。
先ごろ建築の見学会があり参加する。
若い現場担当者が説明にたったが先方の建築家の代表者はこちらにあいさつもせず尊大な態度。
建築は表皮の装飾に走り普段消耗しやすい部位に脆弱な材料を使用しているので5年も経てばボロボロになるのでは。地方公共団体では維持費にかける費用が不十分なので今から心配だ。
この建物は印刷物程度の解像度で見ればこんなからくりはわからない。
建築雑誌に掲載するときさえ見場がよければすむのが東京の建築家の流儀
地方の一地域で活動する身では許されないことだ。
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