久しぶりに新宿の紀伊国屋に行く。まあおのぼりさん。
最近はアマゾンで書評で見た本屋や目的を絞り込んで検索した本を買うことが多い。前橋の書店に無いせいではない。むしろ売れない本を抱えてがんばっていると思う。ただ出不精になっただけだ。
紀伊国屋の4階はさすがに建築の本の種類は凄い。
あれもこれも読んでみたい本ばかり。
乱読もよいものだ。手にとって中身を見られるのは書店のよいところ。インターネットではそうは行かない。
現代建築がやはり行き詰っているのか60年~70年代の作品や作家の本が目立つ。若い人たちにはもうなじみが薄い作家の本も多い。ひょっとして本を買う層を60歳代をターゲットにしているのかとも思った。
今回は「火と水と木の詩・・吉村準三」を購入する。
戦後の住宅作家としていまなおファンの多い氏の本はやはり一読に値するといえる。気持ちがよいのだ。