今春就職した娘から母の日の盛り花が届く。
今まで無頓着だったが近所の花屋でカーネーションを求めることに。
赤いカーネーションは生前に白いカーネーションは故人に送る慣わしらしい。
西岸良平の「三丁目の夕日」に母の日に学校で赤いカーネーションを配るくだりが出てくる。父子家庭の場合白いカーネーションが配られることに母の日をうっとうしく思っている女の子が出てくる。

自分も同級生を見渡すとすでに両親とも健在のほうが少なくなってきている。
昨日は母の日。街の飲食店では老母と思われる女性を囲むグループが目立つ。
やはり特別な日なのだ。
既に両親を見送った友人はその光景に複雑な思いのようだった。

自分の両親は健在である。しかし時は確実に進んでいく。