今年は幹事年とのことで同窓会に出席する。
40年ぶりに会う同級生もいる。名札と顔が一致しないのもいれば今でも時々会うのもいるがやはり40年の年月を背負っているということか。担任の新保先生もお元気な様子。同級生にもすでに鬼籍に入っているものもいる。交通事故で20代でなくなった友人が久しぶりに思い出された。

「たら」、「れば」言いたくもないが高校の選択が違っていればまた違った人生があったことだろう。商工業者の家ではまだまだ大学進学など一般的でなかった時代、親から奨められることもなくなんとなくこの道を選んでしまった。まあ結構これはこれで楽しんでいるが。
もっとも前高に進学していればそそっかしい性分から左翼運動にでもはいって道を踏み外していたかもしれない。

娘は勉強したいといって勝手に大学進学を決めたのだが親が足を引っ張ることもないので好きにさせることにした。まだ学問には興味があるらしく学業に励んでいるらしい。親の分までがんばってくれといったところか。

嫁に行った同級生は連れ合いがもう定年退職とのこと。
こちらはといえばまだまだ発展途上である。65歳まで毎年10ずつ作品を残せたとすると100になる。100もというか100しかというべきか、いずれにしても大変なことだ。