
11月20日は建築積算資格者という資格の更新講習が東京の九段会館であり、ほぼ一日缶詰、(エコノミー症候群状態とまでは行かないが)となった。
今は自己啓発を含め資格が乱発の状態。一級建築士のように国家免許から、怪しげな団体の任意資格まで本当に様々。大事なことは称号にふさわしい実力と、社会の経年変化に対応できる能力の維持向上だと思う。さらに大事なことは職業倫理をまっとうすることだが姉歯の例に漏れずこちらはもっと大変なことだ。
そんなわけで3年に一度の更新講習。
PFIにふれて、結局家賃を払うことで民間が建設しても国の負担は変わらないではとの講義はまさに「ああ人栄え国滅ぶ」・・・青年日本の歌の歌詞の通りだ。
何の因果かここは九段会館。右翼の人なら皆さんご存知の旧軍人会館だ。
国際様式主義のコルビジェなどの影響下にあって、昭和初期に国粋主義を反映した歴史の証人のような建築。
昭和9年落成のこの建築は清朝最後の皇帝の実弟、愛新覚羅溥傑氏が結婚式を挙げたり、2.26事件の時には戒厳司令部が置かれた事で有名。
しかし壁面の装飾や屋根のしゃちほこの造形は直線的に単純化され、軍人のいかめしさと共に、どこかアールデコの雰囲気も持っている。
講習に使われた大ホールは比較的創建当初の意匠を残している。
上野の国立博物館より、複雑な外観であるが軽い建築が多い都心では異色ではある。
前橋でも「勢多会館」や「教育会館」がこの系譜に当たるが今は現存しない。
アップルでーす
ワイン有難うございましたm(__)m
お礼も遅くなりまして誠にすいませんでした。 しかしながら、やっと待ってました。(パーティも!)最新備忘録。九段下会館…かつて私がまだ少年の頃。まるで東北の隠し念仏のように年4回ぐらいやっていた「ビートルズ復活際」…今にしてみるとなぜ4回も…とも思うのですが、あの時リンゴ・スターに憧れてバチを叩いていた日々を思い出しました。懐かしい写真をありがとうございます。(米田さんは苦痛の記憶?) 今回もかなりシュールで、…すいません。正直、大爆笑でした。 またまたカウンターでお待ちしております。東京お疲れさまでした。 by りんごマスター
いくら
楽しんでま~す。
いつも楽しく読ませていただいてます。風邪ひいてませんか? また、?でお会いしましょう