
JIAの先輩の事務所が島村地区の近代養蚕農家の調査業務をするというので、事前観察に同行させていただく。
明治期に蚕の種(卵)を輸出したことで有名な「田島弥平家」をはじめ多数の養蚕農家や種やの建築が点在する地区である。新しく建てられた住宅と混在しているが、その巨大な遺構は当時の繁栄を物語っている。
島村地区は利根川を挟んで両岸にある。利根川をきちんと堤防で区切られるまでは川は気分で村内を流れていたらしい。今でも県営の渡し舟が両岸を結んでいる。
そんなわけでお昼時偶然飛び込んだところが蕎麦の「風の庭」だった。大盛り蕎麦、野菜てんぷら、ごんぶときんぴら、付きだしを食す。絶対にどこかわからない場所に係わらず、満席。なかなかおいしい。松田マヨネーズタイプが店主とのこと。風力発電で蕎麦粉を挽いたり、WCの洗浄水に雨水を使ったりしていることがあとで調べた解った。
もう一度行ってみたい店だ。
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