昨日からの雨でめっきり気温が下がったというのに食欲無く冷し中華を市役所地下の食堂で食す。

今日は一日内勤であちこちの設計や監理の事務処理をこなす。

今期もまもなく終わる。来季に向けていろいろ構想をめぐらす。久しぶりに古い本だが日本軍の組織論的研究の「失敗の本質」を読む。わずかな人数とはいえ構成員の役割分担の上に成り立っている組織だ。先月末に一年の反省会を行なったが時間がたつとディテールが解らなくなることもしばしば。業務終了時にきちんと総括をするように心掛けよう。

この本を読むと腹の立つことばっかり。教訓を生かせるようまた読み返すつもりだ。
それにしても勝ち目の無い戦争をやってはだめだ。そこに至らないよう智慧を絞るのが外交であり政治なのであろう。敗戦から60年もたつと社会も大分固定化してきた。政治屋も世襲制が顕著になってきた。日清、日露の戦争の時に革新的な組織だった日本軍がやはり40年以上たつと組織が固定化し、おごりや組織内の馴れ合いが戦争を引き起こしたとされている。いつでも自己革新できる設計事務所組織でありたい。