不注意で玉村町の銀輪橋付近で車止めに衝突。投げ出された自分は擦過傷(流石に酷いが)程度ですみ整形外科と脳神経内科を受診したが大事には至らなかった。近くに住む親切な男性に世話を焼いていただきタクシーで帰宅。親切が心にしみる。ただしバイクは見事にフレームが破断しあっけない最後となってしまった。

還暦記念に購入して以来、思い出を共に作ってきた相棒である。岩手県イーハトーブ輪行、日本海輪行、大井川鉄道輪行など、自分の60歳代を飾ってくれた。今はもうそんな体力もないと思うが機材を失った喪失感の大きさが広がってくる。

 

コロナ禍や両親の世話などでここのところめっきり乗る機会を逃していたがやはり感が鈍ったのか、身体能力の低下か、車止めに衝突するなんて。カーボンのフレームは見事に切断されてしまったが金属フレームだったら衝撃を吸収せず、自分がもっと遠くに投げ出され怪我の程度もひどかったかもしれないと思う。相棒として自分をかばってくれた。そう思いたい。