福島建築設計事務所時代の後輩であり、退職後も民家調査研究などを共にした大内栄さんの訃報が届く。
桐生市出身ということもあり、そうたびたび顔を合わせたわけではないが桐生に用向きがある際は幾度かご自宅にお邪魔した。

旧六合村赤岩地区のの重伝建のための起訴調査にも参画

「カレー風味すずき」など店舗も手掛けており、料理とともに立ち寄るのも楽しかった。
建具職人の息子ということもあり伝統技術に関心を持ち、桐生市重伝建などにもかかわっておられたようだ。
桐生の街中のコミュニティーを愛し、これからまだまだ活躍の機会があったのではと思うと残念でならない。

自分より年下の者がなくなるというのは親を亡くしたのとはまた違った寂しさ、悲しみがある。年の瀬にやりきれない思いが募る。