下細井の家以来、多くの住宅の施工を担っていただいた津久井工務店の津久井光一氏の訃報に接する。

最近、過去の画像を整理しているが工事分野での画像に元気な姿がたびたび登場する。工場内を小走りに案内していた姿を鮮明に思い出す。

木材という素材の良さとその持ち味を可能にする優秀な職人、工事全体を差配する現場代理人など氏の周りに集まった多くの人たちも思い出す。

既製品で組みあがっていく現代の木工事とは相反する手法は得難いものだった。

職人の高齢化、木材資源の枯渇という現在を考えると氏はよい時代に生きたともいえる。

合掌